30歳の誕生日の過ごし方

国際夫婦の日常

先日、30歳の誕生日を迎えました。

結婚が決まるまでは、30歳になるということに焦りを感じていたのですが、それを彼に正直に伝えて誕生日の2週間前くらいに滑り込みで結婚したので、幾分心穏やかにその日を迎えることができました。

結婚についてはまた追い追いお話しするとして…

それでも、誕生日を迎える数日前から、この節目の日をどう過ごしたらいいのかと考えあぐねていました。こんな状況でろくにお出かけもできないし、帰省もできないし、なんなら夫も仕事なのに、有給をとってしまっていたのです。

何か良い過ごし方がないかとネットで検索してみたりもしましたが、ピンとくる情報もなく、やはりこればかりは自分で考えて、自分の30代最初の一日を過ごすしかないのだと悟りました。

夫は仕事に行く前に、おいしい朝ご飯を作ってくれ、大きな花束と、メッセージカードと、おうちでできる卓球セット(謎)をプレゼントしてくれました。
幼少期のピアノの発表会でももらったことのような大きな花束に、びっくりして涙ちょちょぎれてしまいました。

夫が仕事に行き、メッセージをくれた家族や友達と話した後、一人で机に向かいました。
20代の10年間を振り返ってみようと思ったのです。

20歳から29歳まで、どんなことがあった1年だったか、写真を見ながら思い出して書き出しました。

19歳の3月、大学の研修でタイに滞在していた際、東日本大震災が発生。地元福島に思いを馳せながら、タイに留学したり、大学の勉強やダンスのサークル、居酒屋でのバイトに没頭した20代のはじめ。忙しく仕事をして、同僚たちと楽しく過ごした20代半ば。夫と出会い、ワークライフバランスを取り始め、パンデミックに影響を受けた20代の終わり。

忘れていた出来事や気持ちを思い出し、素敵な出会いがたくさんあった10年間だったことを改めて感じました。じゃあ、次の10年はどんな10年にしようか。20代よりももっといい10年にしてやろうと、今はわくわくしています。

30歳の誕生日になにをしようと迷われている方がいらっしゃったら、20代の10年間を振り返ってみるのもいいんじゃないかと思います。

20代が人生で一番良い時だと信じて疑わなかった時期もありましたが、今はそんなことないと思っています。いつだって今が一番楽しいと言えるように生きていきたいです。

Mr.Childrenの「旅立ちの唄」という曲の中で、昔からとっても好きな歌詞があります。

今が大好きだって躊躇なんてしないで言える
そんな風に日々を刻んでいこう どんな場所にいても

進学、就職したとき、異動したとき、いつもこの歌詞を思い出して、どこでも楽しく生きよう!と自分を鼓舞してきました。

これからも「今が一番好き!」っていつでも言えるように、楽しい30代にしたいと思います。

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